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2020年の教育改革はこれまでとはくらべものにならないほどの大きな教育改革と言われています。
この「教育改革」という言葉、ニュースなどでよく耳にしますが、何となく知っているけど、具体的に何がどう変わるのかご紹介します。

2020年教育改革で何が変わるのか?

教科書が変わります(教科書改訂)
文部科学省が監修する教科書の内容は、4年周期で変わりますが、今回の教科書の改訂も教科書が変わるだけといった単純なものではありません。

教科書改訂


2020年度 小学校の教科書改訂
2021年度 中学校の教科書改訂
2022年度 高校1年生 切替
2023年度 高校2年生 切替
2024年度 高校3年生 切替

高校は毎年切替られ、理数探求、歴史総合、公共、現代の国語など、新教科・新科目が設置され、2025年1月大学入学共通テスト本格実施へとつながっていきます。(2021年1月~2024年1月実施は先行実施期間)

学習指導のカリキュラムが変わります(学習指導要領)
全国のどの地域で教育を受けても、一定の水準の教育を受けられるようにするため、文部科学省では、学校教育法等に基づき、各学校で教育課程(カリキュラム)を編成する際の基準を定めています。これを「学習指導要領」といいます。
約10年毎に改訂が行われますが、今回の改訂は小学校から大学まで学校教育全体の改革の一連した流れ強く意識したもので「接続」が重視されています。
英語教育の改革
2020年度小学校で「新学習指導要領」が全面実施
2021年度中学校で「新学習指導要領」が全面実施
2022年度高校で「新学習指導要領」が全面実施
大学入試改革
「大学入試センター試験」に代わり「大学入学共通テスト」を実施

なぜ、大きく変える必要があるのか?

それは、社会状況の変化や技術の進歩に子どもたちをを対応させるためです。
その背景には、人工知能(AI)の発展とグローバル化が大きく影響しています。
10年から20年後には、人工知能やロボットが労働の一端を担うことになり、子どもたちが大人になるころには、変化の激しい時代を生きることになります。

親世代には人が就いていた職業を人工知能やロボットが行い、子どもたちが大人になったころには、今存在しない職業に就くであろうといわれています。また、グローバル化が進み、日本で働く外国人、外国で働く日本人が増加すると言われています。


10年後、20年後の未来の社会にどのようなスキルを育成すべきか


・考え方や文化の異なる人々ともコミュニケーションをはかることができる力
・正解がない課題の答えを見つける力
・知識量だけではなく、自ら学んでいける力や意欲

新学習指導要領はこう変わる

学びの基本
子どもたちの思考力・判断力・表現力の育成や主体的な学びが協調されています。つまり、物事をじっくりと考え、根拠をもとに判断、わかりやすく伝える力、表現力を育成するということです。
小学校から大学までを一連した流れの意識
小学校と中学校、中学校と高校、高校と大学といった、セグメント(区分)を越えた接続が重視されていることもポイントです。

【重要】中学英語の教科書はどう変わるのか

英語教育改革は、改革の柱の一つであり、高校卒業段階での到達度を引き上げたため、英語学習のスタートを小学校へ前倒しし、中学、高校での学習内容の密度も高くなっています。


密度が高くなる学習内容
中学における英語の授業時間数に変化はありませんが、今まで高校で学習していた仮定法や現在完了進行形、原形不定詞など、文法的に難度の高い内容
文法事項の扱いもボリュームアップして、4技能/5領域(読む・書く・聞く・話す(やりとり/発表))の学習も丁寧に明示され、ページ数も増加
教科化された小学英語の学習との接続も重視

【重要】「思考力・判断力・表現力」の育成を見据えた入試

インターネットを活用した多角的で主体的な学習ができるようになっています。教科書が改訂になれば、当然高校入試の問題にも変化が起きます。


扱う英文のテーマは専門的になる
社会的課題を素材とした英文からの出題や自分の意見を述べる英作文、日常英会話から課題解決を導く数学の問題、複数の図表を読み取って判断したり、初見の資料を提示し考えさせる出題などもあります。
環境問題や科学技術の発展など、特に中学校3年の教科書の英文にはSDGsを意識した専門性の高い内容が並んでいます。特に英語は教科書の難化が著しい

◎新テスト「大学区入学共通テスト」本格導入までのスケジュール


2020年度(2021年1月) 新テスト「大学入学共通テスト」先行実施
2021年度~2023年度
「センター試験」から「大学入学共通テスト」の移行期間
2024年度(2025年1月) ◎「大学入学共通テスト」本格導入

2021年度の中学3年生の入試の取り組みについて


2021年度の中学3年生は新しい教科書での学習が1年間だけの状態で、新学習要領に基づいた入試問題に取り組むことになり、大学入試改革の本格実施初年度(2024年度の大学入学共通テスト)の受験生になります。
英検などの民間の英語資格・検定試験を利用した英語4技能試験の活用や国語、数学での記述式問題の導入が見送られましたが、大学入試改革の目的そのものに変更はありません。今後英語4技能をバランスよく評価することや知識だけでなく思考力や表現力も評価の対象となる流れが加速すると思われます。
実際、私立大学では入試に民間の英語資格・検定試験の成績を利用することが特別ではなくなっています。
共通テストも本格実施スタート時には、今回の共通テスト以上に新しいスタイルのものになるのではないかと想像します。

英語4技能をバランスよく評価することや、知識だけでなく思考力や表現力も評価の対象となる流れが今後も加速すると言われています。


聴く、読む、書く、話す(やりとり・発表)


これから未来に向かってどんな英語スキルを身に着けるべきなのか?


社会的課題に対して、自分の意見を述べる英作文、日常会話ができる英語スキル!
社会のグローバル化の進展に伴い、単に英語を習得するだけでなく、我が国の歴史・文化等の教養を備え、積極的に情報発信し、相手とのスムーズなコミュケーションスキル!


生涯にわたり4技能を積極的に使えるようになる英語力を身に付けることを目指す!


そのために、継続的にどのような英語教育をするべきか?


これまでのように試験のために英語を学ぶだけでは、社会状況の変化や技術の進歩に子どもたちをを対応させることはできません。
知識の詰め込みで終わることなく、学んだことを活かし、アウトプットできる力をつけていくことです。
そのために、段階的に知識や力を取得できるように適正なカリキュラムで学ぶことが重要です。


家庭での学びの重要性について


英語に限らず、すべての教科で実社会や日常生活と結びつけながら思考力を育んでいく時代です。よって、学んだ知識が子どものスキルとして身に付くように、家庭での体験の積み重ねも大切です。学んだ知識を土台にした多面的な見方や、様々なものと関連付けて検討し、意見や根拠を明確にして表現することが必要なので、家庭ではたくさん会話を楽しんでください。


教育改革に伴う当スクールの対応とカリキュラム


英語教育改革は、今回の改革の重要な柱の一つであり、2020年教育改革により、親世代とは異なる教育がスタートしています。
当スクールでは、長年英語教育に携わり、今、必要な教育をご提供できるよう「聞く・話す・読む・書く」の4技能をバランスよく学習できるカリキュラムであり、本物の英語力の習得を目指しています。
知識の英語から、実践の英語へ導き、自分の考えをきちんと人に伝えられる国際人として活躍できる人材を育成することを目的としています。

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